意外と知られていない!?オーボエの3つの特徴

クラリネットに似ていますが

オーボエの見た目はクラリネットに似ていますが、それはグラナディラと言う同一の黒色の木材で制作されているからでしょう。クラリネットとの一番の違いはリードの数の違いです。リードとは吹奏楽器の口を付けて吹く部分に差し込まれている薄い木の板の事で、オーボエはこのリードが2枚あります。リードが2枚あるのでオーボエはダブル・リード楽器と呼ばれています。クラリネットとオーボエを見分ける際はこのリードが何枚差し込まれているのかを確認するとわかりやすいでしょう。

オーケストラでの役割とその演奏技術

オーボエは吹き込み口にリードが差し込まれているのですが、この息を吹き込む穴が他の楽器と比べると小さくなっています。そのため、少量の息で音を出せる反面、息を止めている時間が長くなるため呼吸が苦しくなる事もあります。オーケストラのステージでは最初にラの音を出してチューニングの基準としても使われています。オーボエの音色を加える事で響きが充実するとも言われ、多い時にはバイオリン6本に対してオーボエを6本用いられる事もあります。

繊細な技術を要するリード制作

オーボエの音色を大きく左右するリードの制作には繊細な技術を要します。リードの素材となるのは葦というイネ科の植物です。楽器に使われる葦は地中海沿岸で採れるものが大半で、良品と呼ばれるものは南フランスで採れたものが多く使われています。ほとんどのオーボエの奏者は自らの手でリードを制作しています。制作の工程は、葦を縦に何等分かに割って水につけます。それから表面の皮を剥がした後、さらに1日時間を置いてから先端を加工します。

オーボエは木管楽器の一種で、息を吹き込む穴が狭く、中がとても細い作りになっているため、演奏者にとっては息を少ししか入れることが出来ないことから、木管楽器の中でも最も演奏が難しいと言われています。